任期満了に伴う久万高原町長選挙は28日、投開票された。現職と新人の一騎打ちは、自民党県連幹事長などを務めた元県議で新人の河野忠康氏(65)=無所属、上野尻=が4047票を獲得、3選を目指した現職の高野宗城氏(74)=同=を1673票差で破り、初当選した。
 投票率は82.38%で、同じく現職と新人の一騎打ちとなった前回2012年を1.67ポイント上回った。県内の地方選で初めて「18歳選挙権」が適用された。
 現職の死去に伴う同町議会議員久万選挙区補欠選挙(被選挙数1)も28日投開票され、新人の無職安川正明氏(67)=無所属、上野尻=が、新人の農業岡部史夫氏(64)を破り初当選した。